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一写入魂・珠玉の名作「前田真三の世界」

ごあいさつ

「あなたとぼくと、一本の木の物語」

本展は、鎌田實氏の著書『へこたれない』『よくばらない』より、氏の散文詩18編を厳選し、前田真三・前田晃撮影による「丘」の写真と組み合わせて、構成しました。丘陵地帯をテーマとした写真展を何度も行なってきましたが、今回は鎌田氏のこころが元気に、そして自由になるメッセージが加わって、新しい視点の写真展となっています。
『よくばらない』のあとがきに鎌田先生は次のように書いています。
   「・・・あなたには、あなたが見つける一本の木があるはずです。
      その木からあなたの物語は始まります・・・」
ぜひこの写真展で、あなたの一本の木を見つけてください。

前田晃

会期

2010年7月31日(土) 〜9月6日(月)

会場

岡田紅陽写真美術館企画展示ホール

開催情報

■入場料:300円(小中学生は200円)
※岡田紅陽写真美術館常設展は別料金
■開館時間:10:00〜17:00
(入場は16:30まで)
■休館日:会期中は無休

■主催:忍野村教育委員会
(岡田紅陽写真美術館・小池邦夫絵手紙美術館)
■協力:丹溪/拓真館/M&M color
■後援:山梨県/山梨日日新聞社・山梨放送

交通アクセス

■自動車
・中央高速道「河口湖IC」から15分
・東富士五湖道路「山中湖IC」から10分
■高速バス
・新宿高速バスターミナルより忍野経由、
 山中湖行き「四季の杜おしの公園前」下車。
 または山中湖、平野行き「忍野入口」下車 徒歩15分。
■電車・路線バス
・JR中央線大月駅から富士急行線富士吉田下車。
 内野行きバスにて「四季の杜おしの公園前」下車。


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お問合せ

四季の杜 おしの公園 岡田紅陽写真美術館
〒401-0511 山梨県南都留郡忍野村忍草2838-1
電話 0555-84-3222 Fax 0555-84-3320
http://www15.ocn.ne.jp/~o-k.muse/

作家プロフィール

鎌田實 Minoru Kamata
1948年、東京生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。
長野県の諏訪中央病院にて、地域医療に携わり、
「住民とともにつくる医療」を提案・実践する。
1988年、諏訪中央病院院長に就任。2005年、同院を退職。
現在、名誉院長。
2001年、ベラルーシ共和国大統領より
「フランチェスカ・スコーリヌイ勲章」を受賞。
2006年、NGOとして読売国際協力賞受賞。
2009年、ベストファーザー賞受賞。
主な著書に『がんばらない』『あきらめない』
『いいかげんがいい』(以上、集英社)、
『言葉で治療する』(朝日新聞社)、『超ホスピタリティ』
『へこたれない』『よくばらない』(以上、PHP研究所)などがある。

前田真三 Shinzo Maeda
1922年、東京都八王子市に生まれる。
商社勤務を経て、1967年に株式会社丹溪を設立し、写真活動に入る。
1971年、列島縦断撮影旅行の帰路、北海道美瑛町付近の丘陵地帯と出合う。
1974年、はじめての写真集『ふるさとの四季』を出版、
以降風景写真の分野で独自の作風を確立。
1987年、美瑛町に自らのギャラリー<拓真館>を開設。
日本写真協会賞年度賞、文化振興賞、毎日出版文化賞などを受賞。
主な写真集に『出合の瞬間』『一木一草』『奥三河』
『丘の四季』『塔のある丘』『前田真三写真美術館 全8巻』
『上撰/前田真三集完全版』などがある。
1998年、逝去。

前田晃 Akira Maeda
1954年、前田真三の長男として東京都世田谷区に生まれる。
中学生の頃から父の撮影に同行。
早稲田大学第一文学部卒業後、丹溪に入社。
撮影助手を務めるほか、真三作品のさまざまなディレクションを行なう。
1993年頃から、助手という立場を離れ、独自の撮影活動を開始。
進化した丹溪作品を生み出している。
写真集に『Intimate Seasons/四季の情景』
『春の小川はさらさらいくよ』『二人の丘』などがある。
写真展「丘を巡る季節」「花あわせ」「見つめる木」
「ふるさとの詩・四季の歌」など開催。
現在、株式会社丹溪、写真ギャラリー拓真館代表。