伊東昭義が探求し続けてきた世界は、水面下に広がる七色のサンゴ礁や、太陽のスペクトルに感応して躍動する魚たちの「命ある彩り」を謳いあげることです。海の生き物たちに魂のスポットライトを当て、感性の純度を高めてシャッターを切ると、そこには「自ら命を光らせる」奇跡の海としか言いようのない光景が映し出されます。完成度の高い構図とともに、水中写真を純粋美術のカテゴリーに封じ込め、華麗に展開されるその世界は、伊東昭義の一つの到達点とも言えるものです。
本展を通して、海中世界が「これほどまでに美しい」のだと言う事が、多くの人々の心にとどき、自然に対するやさしい感情へといざなうことができれば、至上の喜びにちがいありません。ミラクルのカーテンを開くとそこはもう感動と驚きの特別席です。
1.カラー写真 額装 | 845*630 | 100枚 |
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2. 〃 | 1300*1125 | 60枚 |
3.プローフィール 木パネル | 1300*900 | 1枚 |
4.プロローグ,エピローグ、他 | 1300*900 | 3枚 |
5.コーナーパネル 額装 | 900*650 | 10枚 |
New カラーコルトン+電照BOX | 2500*1660 | 4台 |
New 〃 | 1400*950 | 10台 |
1.会場演出用バナー | H2000*W1000 | 5本 |
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W3000*H2000 | 1本 | |
2.珊瑚と波のモニュメント | 1200*1200 | 5作品 他 |
3.撮影機材(カメラ・大型照明・スーツ、等) | 1式 |
ポストカード | 100円 |
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写真集 生命の色温度 | 4800円 |
奇跡の海 | 1000円 |
沖 縄 | 1200円 |
限定 スミソニアン記念カタログ | 1000円 |
印画紙プリント A4サイズ | 2500円 |
オリジナルプリント 各種サイズ | 注文制作 |
他、各種グッズあり |
Akiyoshi ITO
日本大学芸術学部美術学科卒業後、彫刻家として多くの立体造形を発
表する。受賞多数。
合わせて、沖縄をはじめ世界各地の海をフィールドに、海中世界の『美
的探求』に意を注ぎ《写真》と《彫刻》と《文章》を表現媒体とした独
自の芸術活動を展開させている。
2005年には、世界3大美術館の一つであるアメリカ『スミソニアン
美術館』において、日本人初の個展を開催し、その芸術性は世界的に高
く評価された。それら、鮮やかな色彩と生命のエネルギーに溢れた作品
群は、 デジタルクリエートによる『写真美術』という未踏の領域を確立
させたものとして、多くの人々に『未だかつて体験したことない驚きと
感動』を与え続けている。
・美術家
・美ら島沖縄大使
・WWF(世界自然保護基金)会員
http://ito-art.com
四方を海に囲まれた日本には、昔から海にかかわる様々な伝説がある。
最も広く知られているのが『浦島太郎』――。昔々、若い漁師が助けた亀に連れられて海底へ、竜の住むという目も眩むような美しい『宮殿』に招かれた。
物語は、紀元8世紀頃に書かれた日本最古の歴史書『古事記』に登場する。パラダイスを求めた一種の辿郷物語であるが、その海が、どんなに美しいかを『写真と詩』で見せてくれたのが伊東昭義である。
伊東昭義の父は、元新聞社のカメラマンであり中国東北地方に渡り広大な原野を疾走する冒険家でもあった。その資質は父から受け継いだものであったかも知れない。子供の頃に育った金沢の山河を駆け巡り、海に潜るという自然児であったが、一方では画家になることを宣言し、高校時代には陶芸家を志し、大学では彫刻を学び、あらゆるアートに関心を示した。
卒業後、プロの彫刻家として、現代日本美術展等に斬新で創造性に満ちた作品を発表するが、これらの作品は、必ずしも伊東昭義が求めるものでなく、現代文明に汚染されていない沖縄の海に、幼いころ、眠る前、母からよく聞かされていた『竜宮伝説』を探し求めることとなった。
伊東昭義は、絵画・陶芸・彫刻の全てに精通した万能の作家である。フォトグラファーという領域では到底考えることはできない。そこには、写真という平面上に、単なる海ではない『壮大な宇宙』が立体的に構築されている。作品には必ず短い自由詩がつけられている。詩人でもある。
『竜宮』とは言ったが、それは美しい海を照らす太陽、眠りを覚ますサンゴ礁、極楽鳥のような多彩な魚たちが創り上げる『海の詩劇』であり、『海の奇跡』である。研ぎ澄まされた感性を駆動させ宇宙を創造する。――が、その裏には、純粋の美を抽出するための忍耐と演出が試みられている。だから、作品に接する人々が、いまだかつて経験したことの無い感動を覚えるのは当然のことだろう。
いまや伊東昭義は日本を代表する海中写真家である。海中写真によるアーティストである。この10年来の製作、発表活動には目覚しいものがあり、世界3大美術館の一つである「スミソニアン」での個展をはじめ、国内での財団・公立の美術館・ギャラリーで個展の出来る数少ない作家の一人である。
被写体を単に写し撮るというだけでなく、アートの領域にまで高め、全く新しい概念を創り上げた。首都圏の笠間日動美術館での展観(2003年)では、作品とそれに寄せられた短編詩に入館者から大きな関心が集まり、絶賛を浴びた。
伊東昭義は世界の美しい海を訪ね歩き続けている。いま、その瞬間にもどこかの海に潜っているのかも知れない。
美術評論家 安 井 収 蔵
稲嶺恵一知事は5日午前の定例記者懇談会で、沖縄の魅力を内外にPRする「美ちゅら島沖縄大使」として、阪神タイガース前監督の星野仙一さん、パリコレで活躍するファッションデザイナーのコシノジュンコさん、作家の立松和平さん、県出身女優の国仲涼子さんら県内外の幅広い分野で活躍する77人を任命すると発表した。
10日に那覇市のロワジールホテルオキナワで行われる就任式と懇親会には約60人の沖縄大使が出席する予定。
今回初めて認証される美ら島沖縄大使は、国や大手企業の沖縄勤務経験者ら沖縄にゆかりのある県外出身者や県外で活躍する県出身者らが対象。
沖縄に深い愛着と関心を寄せる著名人に、沖縄の自然や文化、特産品などの魅力を広くPRしてもらうことが目的。ボランティアで無報酬、任期は原則5年間だが再任も可能となっている。
稲嶺知事は「大使として今後も沖縄の魅力をあらゆる場、あらゆる機会を通して発信していただくことで、本県のさらなるイメージアップが図られると確信している」と述べた。
◇「美ら島大使」の顔ぶれ
▽石飛博光(書家、創玄書道会常務理事・東京)
▽伊東昭義(美術家・東京)
▽岩田なごみ(フリーアナウンサー・東京)
▽大重潤一郎(NPO法人沖縄映像文化研究所理事長)▽大野道雄(沖縄芸能史研究会会員・愛知)
▽国仲涼子(女優・東京)▽コシノジュンコ(ファッションデザイナー・東京)▽小嶋武士(日本ハム球団オーナー代行・北海道)
▽高野吉太郎(新宿高野「タカノフルーツパーラー」会長)▽竹内經(フリーライター・東京)
▽立松和平(作家・東京)▽玉城正保(沖縄文化民間交流協会会長・東京)
▽玉代勢亨(フリーライター、作家・東京)▽渡嘉敷勝男(ボクシング元世界王者・東京)
▽中森康友(旅行ジャーナリスト・神奈川)▽夏川りみ(歌手・東京)
▽長谷川充弘(文化教育新聞社社主・兵庫)▽外間守善(沖縄学研究所所長・東京)
▽星野仙一(阪神タイガース球団・兵庫)▽馬渕豊(映像ジャーナリスト・神奈川)
▽宮城ナナ(プロテニス選手・東京)▽ゆたかはじめ(エッセイスト・沖縄)
▽与田剛(NHKプロ野球解説者・千葉)
計77名