企画書:岩合光昭写真展
「地球の宝石」岩合光昭×B.Tグリーブ
◾️企画趣旨
世界的動物写真家である岩合光昭。彼はまた世界中の生き物たちのリアルな現実
を目撃している非常に稀有な存在でもある。人間というヒトの営みによる影響とその
惑星自体の悠久的変化に翻弄されながらも生き続けてきた生命たち。そんなの中
においても彼らなりに精一杯、力の限り生きている生き物たちを撮り続けて来た彼の
視線によるメッセージは、地球環境の大切さを叫ばれている今だからこそ、大変貴重
で尊いものばかりなのです。
タイトルの
地球の宝石とは、絶滅危惧種もしくはそれに最も近い生物種という意味で
あります。かけがえのない貴重な生命たちがはかない存在となってしまったのは、それ
は彼ら生き物自身の摂理なのか、はたまた我々“ヒト”が招いてしまった大いなる“罪”
によるものなのか。
岩合氏が40年に渡り撮影してきた写真の中から、既に絶滅してしまった動物や、
もはや人間が立ち入れない保護環境での貴重な生き物たちの姿、そして震えるような
風景等々。生命と自然賛歌の数々を地球規模でのラインナップにて展開いたします。
キャプションには「ブルーデイブック」シリーズでお馴染みのB.Tグリーヴ
が知識やデータにとらわれず、絶滅に危機を感じる、生き物たちへ詩のような文章を
添えました。
生き物たち自身は語れません。しかしその真実の姿にこそ、声なき声が聞こえて来る・・・。
そんな厳しくせつなく、美しい力を感じさせる当写真展の開催を是非とも御検討下され
ばと存じます。
◾️展 示 名 岩合光昭 どうぶつ写真展 「地球の宝石」
開 催 場 所 美術館、博物館、百貨店
主 催 開催美術館、新聞社
協 力 岩合写真事務所
企 画 制 作 M&M COLOR
内 容 「地球の宝石」
・写真パネル 1000×1500、600×900mm約97点(壁面約150m要)
・ブラッドリー・トレバー・グリーヴ(オーストリア作家)の
メッセージプレートA4 約100点
・絶滅危惧種一覧パネル 1800*900 (2枚組み)
・タペストリー 1000*2000mm 5本
・プロフィール、岩合挨拶、BTG挨拶、など